give peace a chance

最近、イラク自爆テロがあって、アメリカ兵が何人亡くなったとか、民間の犠牲者が何人だったとかいうニュースを見ても、「ああ・・またか」って思ってしまう「だけ」の自分がマジで怖い。


去年の夏ごろ、最初はぼんやりと見ていたNHKの番組で、タイトルは忘れたけど、アウシュビッツの楽団員だった女性のドキュメンタリーをやっていた。まず、アウシュビッツに楽団があったことすら知らなくてすごくびっくりした。

もちろん彼女達は、第二次世界大戦中、ナチス軍によって収容所送りになったユダヤ人だった。そんな彼女達に与えられた「仕事」とは、肉体労働に出る他のユダヤ人が、労働から収容所に戻ってくるとき、ガス室へ送られるとき・・・「明るい音楽」を演奏するという「強制労働」だった。


もうとにかく見ててめちゃくちゃ辛すぎてめちゃくちゃ泣いた。わんわん言いながら泣いてしまった。そしてもう一回見たい。マヒしている自分をのためにも。